家系図をパソコンで作る一番簡単な方法はマイクロソフトのエクセル・ワード・パワーポイント(Excel, Word, PowerPoint)を活用する方法です。今回はエクセル・ワード・パワーポイントで作る方法と僕が作ったエクセル・ワード・パワーポイントのテンプレートを無料で提供したいと思います。
家系図をエクセル・ワード・パワーポイントの図形で作る方法
具体的な方法ですが動画を作ってみました。基本的には図形の四角と線の図形を使って作ります。作りやすいのでパワーポイントを使った動画になりますがエクセル・ワード・パワーポイントどれも基本的には同じです。
エクセル・ワード・パワーポイントのうちどれが一番系図作成に適しているのか?
電子で保管するだけならエクセル
エクセル・ワード・パワーポイントのうちどれが一番系図作成に適しているのか?
結論から言うと電子で補完するためだけならエクセルが最も適していると僕は考えています。と言うのもエクセルの最大のメリットは上下左右のスペースに制限がないことだからです。
系図作成を進めてみると分かりますが系図は調べていくと逆三角形の放射線状にどんどん広がっていきます。ワードやパワーポイントの場合は上下はともかく左右のスペースが固定されているためどこかの段階で「入り切らない」といった事態が必ず起きます。
特に直系だけでなく傍系も調べようとするともっと左右の広がりは大きくなっていきます。
しかしエクセルの場合は左右が足りなければセルをずらしてスペースを作ればいいだけなので簡単に追加することができます。
印刷するならパワーポイント
逆に印刷することが決まっているなら図形を操作しやすいパワーポイントが断然楽です。ワードは基本的には文章を描くためのソフトウェアですがパワーポイントは図形を表現するのに特化しているためパワーポイントに軍配が上がります。
無料の家系図テンプレート(雛形)の提供
今回僕が作ったエクセルとパワーポイントの無料テンプレートを雛形としてプレゼントします。テンプレートは以下のリンクからダウンロードできます。
エクセル・ワード・パワーポイントに共通する系図作成の弱点
エクセル・ワード・パワーポイントに共通する家系図作成の弱点もあります。それは各個人のメタ情報を入力するスペースがないことです。
メタ情報とは「あるデータが付随して持つ付加的なデータ」のことです。
家系図の調査においては以下のような情報になります。
- 生年月日
- 出生地
- 結婚日
- 死亡年月日
- 死亡地
- 写真
個人の情報が少なければ別ページ等にまとめておけば良いのですが数が増えていくるとこれらの情報をまとめるのが難しくなってきます。